我が家の次男は低身長症で、毎晩寝る前に成長ホルモンをインスリン注射の様なペンタイプの注射を行っています。
低身長の診断が出たのは3歳の頃。
ちなみに、次男はー2.7SDでした。
このSDというのは母子手帳等に載っている成長曲線表を参考にしてください。
次男は3歳の頃に3泊4日で入院し、付加試験を受けました。
出生児の体重は2700キロ台。新生児検査も全く問題ない健康優良児でした。
赤ちゃんの頃はスリムだった長男と違って、丸々した赤ちゃんでした。
身長に関しては1歳までは成長曲線通りに伸びていたのですが、1歳過ぎてからほぼ横這い。
80センチの甚平を3歳まで問題なく着てました。
1歳の乳児検査後から要観察として、その当時住んでいた北九州の国立小倉医療センターを紹介してもらい通院。
3歳にならないと低身長の検査も出来ないとの事だったので、半年に一回の通院にて様子をもながら3歳を待ち、最初に書いた通り3泊4日の入院にて検査を行いました。
検査方法としては、説明が上手く出来ないかもしれないので、なんとなくで理解して頂きたいのですが、
・3種類の検査薬を日替わりで点滴にて投与し、血液の数値を調べます。
・30分おきに点滴から採血します。
(子供にとっては辛いですよね。看護師さんが部屋に来るたびに泣いてました)
・次男は3種類のうち2種類の薬に反応があったとかで、低身長症と診断が出ました。
(ちなみに三男も3歳のタイミングで同じように検査しましたが、3種類中1種類の反応のみだったので経過観察となり、治療は無しです)
次男は成長ホルモンは正常に分泌されているが、その成長ホルモンを体内に巡らせる管?が3本中2本が機能していない為、分泌はされているが結果的に足りていないと説明を受けました。
成長ホルモンの治療は注射になります。
毎晩痛い思いをさせなければならない訳です。
なので、治療を行うか悩みました。
先生に「治療をしなかった場合、将来は何センチになりますか?」と質問しました。
なぜなら、150センチぐらいに成長するなら治療をしない事も考えたからです。
ですが帰った来た答えは『120センチです』
そんなに小さいのかとビックリしました。
120センチでは車の免許もスムーズに取得で来ません。
この質問の答えで、私は毎晩の成長ホルモン注射を一緒に頑張る事を決断しました。
針はとても細いですが注射をするという行為に、最初は嫌がって大変でした。
8歳になった今では、自分で針を本体にセットして持って来てくれます。
先生曰く、成長期の15歳までは続けていくそうです。
そして3ヶ月に1回、採血にて身体の変化が無いか調べます。
その理由は万が一、小児癌や骨肉腫といった増殖する病気にかかった場合、成長ホルモンの投与は早急に辞めなければいけません。
理由としては、成長ホルモンはそういった病気の進行を早めてしまう為です。
その為、毎晩の注射のみでなく、3ヶ月に1回の採血でそういった危険性が無いか調べてもらいます。
我が子の発育は本当に気になると思います。
低身長のみでなく、その子その子に心配ごとはあると思います。
なんにせよ、自分の勘も含めて何か気になる事があるのなら、1人で悩まずに抱え込まずに専門機関や周りに相談してみてください。
今の世の中は情報に溢れています。
いくらでも知る事ができます。
ただ全てを鵜呑みにするのではなく、知った上で相談する事が大事かなと私は思います。
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございます。